福山市で住宅購入する際は、住宅補助金の申請をおすすめします。なぜなら、住宅補助金制度を活用しなかった場合、数百万円も損をするケースがあるからです。そこで、本記事では福山市特有の住宅補助金について、そして全国的に利用できる住宅補助金制度について解説します。目次【福山市】ってどんな場所?引用元:photoACまずはじめに、福山市は広島県広島市の東側に隣接している市で、主に下記5点の特徴があります。自然豊かな環境: 福山市は美しい自然環境に恵まれています。市内には瀬戸内海や多くの川が流れ、緑豊かな公園や自然保護区が点在しています。特に桜の名所としても知られており、春には美しい桜の花見が楽しめます。歴史と文化の息づく街並み: 福山市には古くからの歴史と文化が息づく街並みが広がっています。歴史的な建造物や史跡が点在し、歴史的な建造物や史跡が残る古い町並みが観光名所となっています。産業と経済の中心地: 福山市は広島県内でも重要な産業と経済の中心地の一つです。自動車産業や製造業が盛んであり、多くの企業が立地しています。また、商業施設やショッピングモールも充実しており、買い物や食事などの施設も豊富です。地域イベントや祭りの盛り上がり: 福山市ではさまざまな地域イベントや祭りが開催されており、地域の活気を感じることができます。例えば、夏祭りや秋祭り、地域の伝統行事などがあり、季節ごとに様々な楽しみがあります。また、こちらの記事をご覧の方はこんな記事もご覧になっています。福山市で完成前物件の購入を検討している方へ!福山市の交通の便は?引用元:photoAC福山市は、交通アクセスが良好な地域です。鉄道: 福山市にはJR西日本の山陽本線が通っており、福山駅が中心となる駅です。山陽本線は広島市や岡山市などへのアクセスが便利であり、新幹線や在来線の乗り換えも可能です。バス: 福山市内では、市バスや路線バスが運行されています。市内各地や周辺地域への移動が比較的便利です。また、高速バスや高速道路バスも利用することで、広域へのアクセスも可能です。自動車: 福山市は山陽自動車道や中国自動車道のインターチェンジがあり、車でのアクセスも良好です。広島市や岡山市、その他の地域への移動が比較的スムーズに行えます。これらの交通手段を組み合わせることで、福山市内や周辺地域へのアクセスが比較的スムーズに行えるでしょう。【福山市】住宅購入で活用できる住宅補助金4選引用元:photoACでは次に、補助金のお話に移りたいと思います。福山市では、住宅補助金を利用して住宅を購入できます。ここでは福山市が公的に支援する住宅時補助金4つについて紹介します。最新の情報や詳しい事項については福山市のホームページを参照してみてください。1.福山市がけ地近接等危険住宅移転事業福山市では、土石流やがけ崩れなどの土砂災害にまきこまれないようにするために、土砂災害特別警戒区域などに建設されている住宅を移転する際に費用の一部を公的に負担してくれる制度があります。まずは補助金を申請する前に、自分の家が補助対象の建築物に当てはまるかどうかについて市の担当に問い合わせるようにしてください。土砂災害などの危険区域から住居を除去、または安全な土地へ住居を移転する際に補助金がもらえます。除去する場合は、1戸あたり95万5千円、新たに住居を建築する場合に、1戸あたり最大731万8千円もの補助金が支払われるため、忘れずに申請するようにしましょう。参考:福山市がけ地近接等危険住宅移転事業について2.福山市ブロック塀等の安全確保事業補助金福山市では、避難経路に接しており倒壊の危険性があるブロック塀などを除去する際、そして建て替えする際にかかる費用の一部を補助してくれます。この目的は、地震が起きた時にブロック塀などが倒れて壊れる等の被害を予防するために、そして避難経路を確保するためです。補助金額は、補助対象のブロック塀などの取り壊し費用、もしくは建て替え費用の2/3です。また、補助金額の上限は、取り除く場合は最大15万円、建て替えの場合は最大30万円である点に注意してください。参考:福山市ブロック塀等の安全確保事業補助金について3.木造住宅耐震診断費補助制度福山市では、一定の基準を満たす木造住宅の耐震診断を実施する際に費用の一部に対して補助金が支払われます。自分で市への補助金交付申請を行ってから、福山市木造住宅耐震診断資格者が実施する耐震診断に申し込む必要があります。1981年5月31日より前に建築がはじまった戸建木造住宅が、本制度の対象になります。また、一般財団法人日本建築防災協会による「木造住宅の耐震診断と補強方法」に定める「一般診断法」に基づいて実施する耐震診断のみが補助金の交付対象になることにも注意が必要です。補助金額は耐震診断にかかった経費の2/3で、上限は2万円に設定されています。本制度を活用するために、この制度を利用する前に必ず市への補助金交付申請をしてください。補助対象のブロック塀に該当するかどうかをチェックしたり、補助申請の手続き等について担当課に事前に相談してみてください。参考:木造住宅耐震診断費補助制度について - 福山市ホームページ4.福山市住宅・建築物土砂災害対策改修促進事業福山市では、土砂災害に対する構造耐力が安全ではない建物について、改修する際の補助金を援助しています。改修後には、土砂災害に対して安全性が確保されている建物であることが条件です。想定される土石流の高さや衝撃力に応じて定められた構造を満たすような、鉄筋コンクリート製の外壁などを設けるのが一例です。補助金額は、土砂災害対策に関わる工事費の23%の金額が支払われます。支払額の上限は、75万9千円であることに注意が必要です。まずは補助金を申請する前に、自分の家が補助対象の建築物に当てはまるかどうかについて市の担当に問い合わせるようにしてください。参考:福山市住宅・建築物土砂災害対策改修促進事業について【全国】新築の住宅購入で使える補助金4選引用元:photoAC全国どこにいようと、新築の家を購入する際に支払われる補助金を4つ紹介します。建てる住宅の種類によっては申請しないともらえない補助金もあり、金額も多額であるため、損をしないように忘れずにチェックするのがおすすめです。1.こどもエコすまい支援事業こどもエコすまい支援事業とは、新築の住宅を建築する若者夫婦世帯や子育て世帯、リフォームする世帯に対して国が援助する補助金制度です。支払い対象となるのは、省エネ性能が高い住宅を新築で建築する若者夫婦世帯(申請時にどちらかが39歳以下)や子育て世帯(18歳未満の子供がいる)や、定められたリフォームを実施する全ての世帯です。こどもエコすまい支援事業は、事業者が申請手続きをするため、新築住宅を建てる時は事業者に該当するかどうか確認する必要があります。また、申請期間や申請終了時期については、補助金申請額が予算上限に達した時点で受付が終了となってしまいます。そのため、申請を検討している方は、早めの申し込みがおすすめです。予算に対する補助金申請額の割合(概算値)は、公式サイトで確認できます。参考:こどもエコすまい支援事業2.ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業では、ZEHに加えて、ZEH+や次世代ZEH+、次世代HEMSなどといった性能が高い住宅に対する補助金制度です。ZEHビルダーもしくはプランナー(ハウスメーカー・工務店)として登録されている施工事業者が、この補助金制度に該当する住宅を新築した場合に限って国から補助金が支払われます。補助金額は、建てられる住宅の種類によって異なりますが、1戸あたり55万円~110万円程度です。申し込み先は、一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)であり、指定の公募期間に沿って応募しなくてはいけないため注意が必要です。参考:環境共創イニシアチブ3.地域型住宅グリーン化事業地域型住宅グリーン化事業とは、耐久性や省エネルギー性が高い木造住宅の購入する際に支払われる国の補助金制度です。購入する物件と同じ地域にある建材の流通を担当する事業者や中小住宅施工会社が関与する家であれば支払われます。年度によって異なりますが、2023年度は2つのパターンから補助金制度を選べます。令和4年度まで実施されてきた補助金制度である通常タイプと、「こどもエコすまい支援事業」を用いる方法であるこどもエコ活用タイプの2種類です。どのような住宅を建築するかや、補助金制度の2つのパターンによって援助を受けられる金額が異なりますが、最大80万~140万円が目安になります。また、木造住宅の購入者ではなく、施工会社や工務店がこの制度を申請するとともに受け取ることに注意が必要です。参考:地域型住宅グリーン化事業(評価)4.LCCM住宅整備推進事業LCCM住宅整備推進事業とは、新築の住宅を建築する際にZEH住宅の条件に該当した上で、家のライフサイクル(新築・改修・解体・再利用まで)で二酸化炭素が極力発生しないようにする住宅に対する補助金制度です。現在、国が今後目指していくべき住宅だと考えている「新たな住宅のカタチ」に該当する住宅に対して支払われます。該当条件は、土砂災害特別警戒区域以外に戸建住宅を新築することを前提条件として、強化外皮基準を満たすこと、再生可能エネルギーを導入していること、1次エネルギー消費量が削減されていることCO2排出量が極めて少ないことなどがあげられます。補助金額は、1戸あたり上限140万円であり、掛かり増し費用の半額以内と定められています。こちらの補助金制度も工務店やハウスメーカーが申請手続きをするため、自分の住宅が該当するか確認しましょう。参考:LCCM住宅整備推進事業実施支援室福山市でおすすめの住宅会社引用元:ワウハウス株式会社公式HPここまで、住宅購入で活用できる住宅補助金について紹介してきましたが、いかがでしたか?最後に、福山市に住もうと考えている方に向けて、おすすめの住宅会社をご紹介します。1.ワウハウス株式会社引用元:ワウハウス株式会社公式HP会社名ワウハウス株式会社本社所在地〒721-0973広島県福山市南蔵王町6丁目12番22号電話番号0120-111-406設立1998年12月家づくりの強み・子育て世帯にやさしい家づくり・アフターフォローに定評あり・担当者への信頼感あり対応可能エリア広島県福山市・岡山県・兵庫県の一部エリアなど公式サイトURLhttps://wowfukuyama.jp/ワウハウス株式会社は「良質かつ安価なマイホーム」を提供するというコンセプトのもと、日々快適な住まいとサービスを提供する会社です。特に子育て世帯に向けた街づくりを行っており、大人から子供まで暮らしやすく・住みやすい環境を作りあげています。連絡も早く、疑問にもわかりやすく答えてくれる担当者が多いというのも嬉しいポイントです。もっと詳しくワウハウスについて知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。【広島特集】ワウハウスの特徴と口コミ・評判2.フラワーホーム株式会社引用元:フラワーホーム株式会社公式HP会社名フラワーホーム株式会社本社所在地〒733-0037広島県広島市西区西観音町18-4 3F電話番号082-297-6767設立2004年4月家づくりの強み・抜群の収納力・子育てしやすい家・地震に強い家坪単価58〜68万円(参考:LIFULL HOME‘S)公式サイトURLhttps://flowerhome.info/フラワーホーム株式会社はルルーディアシリーズという物件が非常に人気の住宅メーカーです。好立地お手頃価格の実現にこだわり、同時に子育て世代が暮らしやすい家を供給しています。料理が楽しくなるようなキッチン、サンルーム等の家事動線をしっかり確保しているなど、住む人のことをとことん考えつくした間取りが魅力です。さらに詳しくフラワーホームについて知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。フラワーホームの口コミ・評判は?坪単価や、家づくりのこだわりや施工の特徴まとめ引用元:photoAC福山市で住宅購入をする際に補助される可能性がある住宅補助金には4種類あります。どれも一定の基準を満たしていなければ支払われないため、住宅を購入する前に市の担当者に自分の住宅がどれに該当するのか確認しておくのがおすすめです。また、新築住宅を購入する際に、国が全国的に支援する補助金制度も4種類あります。この制度では、購入者自身ではなく、工務店やハウスメーカーが住宅補助金制度に申請する場合が多いです。新築住宅を買おうと考えている方は、どの補助金がもらえるのか事前に事業者と相談してみてください。また、この記事をご覧になっている方は、こんな記事もご覧になっています。分譲住宅の購入を検討している方へ!ローンの概要や組み方